FOWを遊ぶ鳥籠

2016.08.01 18:44|カテゴリ:未分類コメント(0)

FOWの日本選手権における環境考察あとがたり



タイトルにもある通り、環境のあとがたりです。記事を分けたのは単純にこちらが長くなってしまうことが想定されたからです。

それでは環境の始まりなどから

『環境初期』
まず、アリスクラスタ限定構築というものからかなりの期間身を置いていたのでカードリストの把握から始まりました。
二色魔石が使えないという点で当初注目を浴びたのが【ブレイザー・ギル・レイブス】と【古き世界の旧友 かぐや】、【機王 マキナ】でした。

ブレイザー 旧友マキナ

魔石のカラーに追加して炎ないし風を生み出すことのできるこのルーラー達は魔石安定の点で大きく有利に立つことができると予想されたからです。マキナに関しても、単色魔石の使用による影響の少なさと、環境が遅くなることによるワンショットデッキの強化によって注目されました。

ブレイザーは赤主軸のタッチカラーが青や黒だったりする、コントロールやビートダウン。
旧友かぐやは緑を軸にした緑白黒のコントロール。
マキナは単色魔石の組み合わせすべてなのですが、引き合いに出すなら緑軸、緑白軸、黒軸、青黒軸などでしょうか。

これらのデッキの評価としては、ブレイザーはJルーラー面がほぼ使えないことによるカードパワー不足、旧友かぐやは謎の押しの弱さからくる詰め切れなさ、マキナは面展開への対策カードとして登場した次元脱出をメインから積んでいるしっかりしたコントロールデッキにはめっぽう弱いというものでした(この時点ではJマキナで殴ることは想定して無かったです)。


次に、カテゴリとして強化された【妖精】デッキとハンデスカードが増えたことによる【黒系コントロール】が槍玉に上がりました。


ヴィヴィアン b6ab74d9cce50304b2cc88836a1f95c9111e61d2121a61b589b53c74302ab6dd47224bffcff95bb5.jpg
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【妖精リフ】【妖精シオン】等のデッキが作られ、前者はヴィヴィアンをフルに生かした構築、後者はティターニアとオーベロンを生かした構築にしました。【妖精リフ】に関しては大方の予想通り強力で、生半可なデッキなら簡単に倒してしまう展開力とリカバリー力を持っていました。しかし面展開するデッキ特有の次元脱出に対する耐性はリフレインや風光明媚によるカウンターなどで行うしかなく、さらに同時期に持ち出された黒系のコントロールも苦手としていました。

【黒系コントロール】ですが、これはルーラーに何を据えるか以外の違いはほとんどなく、リフレクト、ダークアリス、ラピスなどがルーラーに使われていました。
これは非常に強力で、ほぼすべてのデッキに勝ちうるポテンシャルを持っていましたが、一点だけ弱点がありました。それがマキナです。

マキナの特性上、ハンデスをしても回復され、除去をしてもいずれ回復されてしまうのでどうやってもマッチを取るには至らないだろうと判断できるくらいには【黒系コントロール】はマキナを弱点としていました。これが恐らくは何割かのプレイヤーに使用を躊躇わせる理由になっていたのではないでしょうか。


『環境中期』

ルーラーと専用魔石の強力さで注目されたのがシオンです。魔石デッキ内部にドロー効果が仕込まれている点、J時と神技の使いやすさ、などでデッキが作られました。
シオン 賛歌

【シオンコントロール】は関西のOPCで結果を出し、その対応力故の丸さを武器にしていました。このタイプのコントロールは、無理なくレガリアを採用できることから覇者のメモリアを取ることが出来、尚且つガッツリ腰を据えてコントロールするデッキに対して早めのJで対抗したり、横並びへも対策が行われていたり、ハンデスにも魔石による耐性があったりして大きな苦手が存在しないことが特徴でした。ただ、ラピスをルーラーに据えたデッキには微不利だという評価がなされていました。


【十二使徒シオン】はイタリアの大型大会で結果を残しました。手札を切らさずに小型の展開を行いグウィバーやアドゥムに繋げ、ビートダウンを行いつつカラーを生かして除去を撃つというのは単純に強力でした。ただ、シオン同士ではコントロール寄りのほうがやや有利らしく、シオンコントロールがどれほど流行るかが問題になりました。


イタリアの大型大会の影響を受けたのはシオンだけではなく、リフレクトをルーラーに据えたデッキで【緑軸コントロールリフ】【待機リフ】などが強力だと予想されました。
前者はシオンコントロールと別の形での丸さの塊。後者はコストパフォーマンスの良さと初見殺し感溢れるコントロールとして視野に入れられました。
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リザメルダー



これらとは全く関係のないところで、調整をしていた方が持ち出したのが【兎】と【黄龍】でした。
後者については前の環境でも存在していたので動きはわかりましたが、【兎】に関しては実際に使われたり、使ったりしないとわからないような強さがあり、私がOPCにおいて使うに至りました。

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【黄龍】は関東のOPCで結果を出し、【兎】は想定していたよりも広範囲に渡って結果を出しました。

『環境の終盤における選択』
これまで上げられたデッキが全てではありませんが、ここまでの変遷から使うデッキの候補として挙げられたのが

【シオンコントロール】
【黒系コントロール】

の二つでした。前者は丸さとJプランの存在。後者は増えるであろうコントロールに対して有利になるというところで選択肢に残りました。
この時点で「横並びするデッキは弱い」という意識が根底にあり、だからこそのコントロールだったわけですが、ちょっとした思い付きで初期に考えていたマキナを考え直すことにしました。
レーヴァテインとチクタクからくりセットを使って脱出に強いマキナにしたらどうなるだろうというものだったのですが、これが思ったよりも戦えることに気が付きました。
これを作ったのが大会五日前くらいで、そこから微調整していくことにしました。

当然【シオンコントロール】に微不利なことには変わりないのですが、先手後手や初手の状況によってはひっくり返せるくらいの差まで縮めることが出来たので、このマキナも選択肢に入りました。
調整仲間は【シオンコントロール】や【緑軸リフコントロール】【黄龍】を使うとのことで色々と悩んだ結果、単にマキナを使いたいというのと、敢えて使われない別の選択肢も試してみたいというので今回のデッキを使うことになりました。
本当は黒が好きなのですが、マキナに最後まで当たらない自信が無いので断念しました()

今回の環境は、完全にすべてのデッキに対して不利のない(同型以外)ものを持ち込むことのできないジャンケンのようなものだったと思います。

偶然ではなく必然として今までリフレクトしかあり得ないレベルだった選択肢が大きく広がった良環境だったと言えるでしょう。

以上で環境あとがたりになります。

単色魔石縛りは次から解放され、尚且つラピスクラスタも入ってくることを考えると、次の環境も全く予想できませんね。後攻に有利な効果も登場したりと楽しみが増えるばかりです。


それではまた次の記事で




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Author:綿
片田舎でFOWをプレイする神話マン。ひよこ

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