FOWを遊ぶ鳥籠

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2016.11.09 23:07|カテゴリ:小ネタコメント(0)

AGP大阪の環境に関する雑感



先日大阪で行われたFOWのAGPについて、環境がどうなっていたのかというところを傍から見ていた側の人間としての雑感になります。

参加すらしていない人の戯言なので、軽く読んでいただけると幸いです。


今回の大会での2TOPは間違いなくフィースシングと御影だったと言えるでしょう。

海外での大型大会でも結果を残し、日本でも変わらず結果を残す形になりました。

まずフィースシングというルーラーから

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ターン中に自身が二枚目のカードをプレイしたタイミングでエルフトークンを生成する能力を持ちます。グウィバーやティターニアなどとの相性が非常に良く、ただでさえ以前から強力だったカードのパワーを底上げすることになりました。

魔石デッキを赤く統一した、赤フィースというデッキタイプではグィネヴィアによって生み出したトークンをコストに使うということも出来たため、無から生み出したカードをコストに使ってドローするというインチキじみた動きをしています。
また、生成されるトークンが風属性であることもあり、ロック鳥の卵、アリスの小型偵察隊、十二使徒の使い魔などと合わせてアドゥムブラリの顕現コストにすることでさらなる展開を助長するというギミックも内蔵されていました。

大型の展開ペース、スピードもさることながら、こういった優秀な周りの小型による手札の減りにくさもあったため非常に強力なデッキとして環境に躍り出ることとなりました。

デッキパワー自体はこのタイプのデッキがずば抜けて高かったのですが、対策デッキも登場することになります。

そうしてアンチフィースシングデッキとして生まれたのが御影清十郎をルーラーに据えたデッキでした。

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このルーラーの利点はフィースシングが生成するトークンを適切なタイミングで処理できる点でした。フィースシングのトークンが生まれる効果は、そのターンの二枚目のカードがプレイされた時点でそのカードの上にチェイスする形で誘発します。なので、誘発能力でエルフトークンが場に出た後に御影側に優先権が渡れば、グウィバーを召喚されたりする前に御影の効果でトークンを処理することができます。

トークンを破壊されるとその分さらにカードを展開しなければ大型に辿りつけないため、単純にフィースシング側は1ターン分遅めに動いたりせざるを得ず、そうしてテンポロスしたところをゆっくりとコントロール出来るというのが御影をルーラーにしたデッキの利点でした。

さらにこのタイプのコントロールの強さを後押ししたのは、何と言ってもリザとメルダーでしょう。
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潜伏条件を満たせば2コストでセットでき、セットしたターンから自由なタイミングで出せる優秀な闇のリゾネイターです。特にリザは、メルダーをサーチすることでこちらの打点を上げたり、炎の罠をサーチしておくことで展開されたリゾネイターを処理しやすくしたり、闇に浮かぶ湖月をサーチして相手のリザやフックを止めたりできるなど、多彩な動きができるカードです。
このカードのおかげで、デッキの構造上除去を多く投入しなければならない御影のデッキでも必要最低限のリゾネイター枚数で戦うことができました。


環境の2TOPは間違いなく前述した二つのデッキタイプだったわけですが、それらとは違うアプローチで組まれるデッキも存在しました。

まずは登場前から騒がれていた、フック船長を使うデッキです。
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シオンをルーラーに据えて早出しするタイプや、単純に魔石を増やしたり、メルフィなどの使いやすいウィルリゾネイターを用いることで早期に召喚するタイプ、メリクリウスのジャッジメントから浮上する国家を使って展開するタイプ、墓地からドッペルゲンガーや影の舞を使って利用するタイプ、グウィバーにキャスリングを使うタイプなどの多様なデッキが存在し、そのどれもが実用に耐えうるレベルでした。
今回のTOP8にはブーストとリアニメイトを混ぜたタイプのシャルロッテ、ブーストでエルフを展開しつつ出すフィースシング、浮上メリクリウスが実際に勝ち残っています。
盤面に着地した際のアドバンテージは多大なもので、それだけで勝利に近づけるカードというのはこの結果を見るだけでわかるかと思います。
しかしながら、今環境の2TOPには速度的な面と相性的な面で一歩及ばなかった形でしょうか。
それでもデッキとして強力であることは間違いなく、今後の環境の動き次第では勝ち筋の一つとして生き続けるのでしょう。


もう一つ、語るべきはJ速系デッキの存在です。魔剣レーヴァテインの登場からずっと存在しつづけるデッキタイプですが、今回も環境に食い込んでいます。

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海外の結果から、このタイプのデッキはメインデッキからメタを張られにくい環境だったというのもあり、実はメインデッキでの戦いで勝つことに関しては今環境に合っていたといえます。
特にゼロをルーラーに据えるデッキの強力なところは、相手のJ/リゾネイターの弱体化にあります。こちらはバトル時にダメージを受けないという能力を持っているにも関わらず、相手のJ/リゾネイターのシンボルスキルを軒並み剥奪するという能力は、実際に使われてみると強力です。

また、ラピスクラスタから優秀な光のリゾネイターが増えたということもあり、Jルーラーだけに頼らない戦いが出来るようになったという点でも強化になっていました。
ある意味ではメリクリウスもJ速デッキに入るのかもしれません。そういう意味ではメリクリウスがTOP8に残ったのもそう以外な結果ではなかったのではないでしょうか。

基本として、やはり環境の中心はフィースシングと御影でした。

ここでプレイヤーを悩ませることになったのは、フィースシングと御影の有利不利の差がプレイヤースキルに多分に依存していた点と、プレイヤースキルで多少上下しうるほどの微妙な差だったというところでしょうか。

御影がフィースシングに有利なデッキタイプであることを前提にデッキを組んで、調整していたはずが、実際に戦ってみると案外フィースシングが御影に勝ってしまうパターンが多いぞ?というケースは少なくなかったと思います。

その悩みの種を生み出しているのは、前述したグィネヴィアによるドローエンジンでした。
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このカードが数回仕事をするだけで、自発的にアドバンテージを稼ぎにくい御影デッキ側は非常に苦しくなります。無から生み出されたトークンカードがドローに変わっていくわけですから、コントロール側はやってられません。
先手を取ったフィースシング側がアポロ発動、グィネヴィア召喚と言うだけで一枚のアドバンテージが確定してしまうわけです。
これを危惧した御影側は、なるべく早期にこのドローエンジンを断つために見えざる重圧、雷撃などの採用をすることになりました。見えざる重圧はウィルコインから使うことができる所も評価点でしょう。
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こういった策を取りこんだ御影側に対して、フィースシング側は御影に対するメタを考えなければなりませんでした。

最初に提案されたのは必然氷の枷というアディションカードだったのですが、これが存外あてにならないものでした。
前半に引いておきたいカードである以上複数枚入れなければならず、しかし赤基軸のデッキで早期に発動するにはアドゥムブラリなどから出てくるウィルを使わざるを得ないという点が使いにくさを助長し、尚且つ早期の1ウィルは攻めに使うべきデッキタイプなので逆に発動するために失ったテンポが致命的であったり、後半に引くと本当に意味がなかったりなど、決定的なメタカードであるにも関わらず使いにくさが目立つカードでした。
そこで、御影をメタるカードというわけではないものの、ダメージをより稼ぎやすくするカードとして投入されたのが童話書庫アレクサンドリアでした。

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これを使うことで御影側に要求する除去スピードを上げ、アポロなどのバウンスカードも更に生かせる形となりました。こちらも手札が少なくなった状況で引くとどうしようもないですが、氷の枷ほど腐るカードではなかったのがプラスポイントでした。

さらに、炎の罠などで除去される場合の対応札ないし、追加の大型リゾネイターとして投入されはじめたドライグも注目すべきでしょう。
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アドゥムブラリやグィネヴィア、レーヴァテインによるコスト調整、ロック鳥の卵でサーチできる点が評価されたカードです。炎の罠を警戒して、自分で減らしたリゾネイターが無駄になりにくいというのも便利でした。


わかりやすい強さという点でフィースシングを使うプレイヤーが一番多く、そしてそのメタとしてわかりやすい御影を使うプレイヤーが二番目に多かったのは、環境の流れとしてはごく自然です。

同系が多いということはミラー戦をする確率が高く、苦手な御影だけでなくミラー戦も考えなければならないフィースシングは実は御影よりも上位に残るためのデッキ構築の難度は高かったのではないでしょうか。
御影側も、最大多数のフィースシングに微有利が取れる点では強力でしたが、フィースシング同様使い手のスキルが要求されるコントロールデッキだったので、そう簡単に上位に残れるというわけではなかったようです。

以上のことを踏まえた上で関西のAGPの結果を見てみると納得できる点も多いのではないかと思います。

私は参加していないので、後は参加した方々の対戦レポートを見るなりして、今回の環境が一体どういう風に進んでいたのかということを確認してみると面白いかと思われます。


今回の記事は以上になります。

それではまた次の記事で



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Author:綿
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